ピアノに関する基本知識
ピアノの構造と名称について
ピアノの主な素材は木材で、金属、合成樹脂、フェルト、塗料なども使われていて、
部品の数はかなり多いんです。
グランドピアノ1台で約1万個、アップライトピアノ1台で約8千個の
部品が使われています。
木材やフェルトは温度や湿度に影響を受けやすく、
定期的なメンテナンスや良い環境に置くということが大切です。
ピアノは指で鍵盤を押して音を出す楽器なのですが、
その仕組みを知っていますか?
簡単に説明をしてみると…
●指で鍵盤を押す→ハンマーが跳ね上がる→弦を下から打つ→振動が音として出る
という感じです。
しかし、ハンマーが弦を打つだけでは小さな音しか出すことができません。
弦の振動が響板に伝わって、空気が振動し、豊かなピアノの音色が生まれます。
つまり、響板はスピーカーの役割を果たしているものなのです。
この音が出る仕組みというものはグランドピアノとアップライトピアノ共通のものです。
違いといえば、弦の張り方が縦なのか横なのかということです。
ピアノは音の強弱を出すのが得意なのですが、
一番大きな音で100デシベル以上出るようです。
ちなみに100デシベルとは、電車がすぐそばを通過した時の音量です。
犬が近くで吠えた時で90デシベルですから、
つまりピアノは犬の鳴き声よりも大きな音が出るんですね。
グランドピアノの構造について
ピアノのメーカーそれぞれ呼び方が異なる場合があるのですが、 参考として、ヤマハのグランドピアノで説明をします。
名称の情報は、買取査定等に是非お役立てください。
アップライトピアノの構造について
アップライトピアノの場合も、メーカーにより呼び名が違う場合が。
例えば下の画像、トーンエスケープはヤマハ独自の名称です。
カワイだとトーンスプレッダーという名称です。
●関連ページ
ピアノの歴史について
ピアノの鍵盤の数が88である理由とは?
ピアノを弾くことで良い効果が得られる?
ピアノを上達させるための姿勢がある?
ピアノ教室、個人宅どっちがいい?レッスンのメリット、デメリットについて
>>【ピアノ買取の相場価格はいくら?】中古ピアノ査定額を上げるポイントも解説 トップページへ戻る